工房はしばみ · 2024/06/23
 栗の雄花が咲くころに、大井沢に山葡萄のつる皮を採取に行きました。弟がつるを倒して、母と私で皮を剥きます。足腰の弱い母ですが、皮むきはベテランで、長年の経験できれいに剥きます。太いところは極太に取りたいので、私が力を入れて剝ぎました。細い部分は皮が薄いので、丁寧に剥きます。残ったつるも、飾りに使いましょう。今年もたくさん取れました。
工房はしばみ · 2020/09/26
「つる細工 工房はしばみ」の即売会が、9月20日(日)~22日(火)の3日間、同工房で開かれました。初めての展示即売でしたが、多くの方が足を運んで下さり、またお買い求め頂いて、ありがとうございました。直接お客様の声が聞けて、これからの方向性も少し見えて来たようで、勉強になりました。これからも、いろんな編み方に挑戦したいです。...
山葡萄手さげかご · 2019/11/16
鉄線編みは、鉄線の花(クレマチス)に似ていることから名づけられた編み方で、三本飛びに編みます。鉄線の花びらは6枚ですが、底の立ち上がりの角は、鉄線の花びらが5枚になり、これが6カ所になります。紙バンドで編んで練習して、ようやく山葡萄つる皮で、鉄線編みの手提げかごが完成しました。
工房はしばみ · 2019/08/16
 冬場に大井沢の母から教わって、つる細工を始めてもう12年になります。毎年通って2~3個作ってました。定年退職を機に、閉店した祖父の店を作業場に作り替え、木型を作って、ようやく今年から本格的に山葡萄の手提げかごを編み始めました。父母が冬場の生業として始めたつる細工、父が病で倒れ、一人で編む母を気遣って始めたのでしたが、すっかりつる編みの魅力に引き込まれ、創作に勤しんでおります。 大井沢中学校に通っている頃、クラスの文集の名前に、可愛い実をつけ、食べると美味しい『かすばみ』を提案しました。新任の先生は、この訛った呼び名から、正式名称の『はしばみ』にたどり着くのにたいそう苦労されたようでした。そんな思い入れのある文集の名をとって、『工房はしばみ』といたしました。昨日、弟がはしばみの実の付いた写真を送ってくれたので、アップしました。