山葡萄のつる皮の採取

 山葡萄のつる皮を採取できるのは、6月下旬から7月にかけての2週間くらいです。

梅雨の後に、たくさん水分を含んだ時が採取時期で、この時期を逃すときれいな皮が剥がれなくなります。特に、陽に当たった部分は乾燥して剥がれなくなりますので、沢沿いのあまり陽が当たらないところから採取してます。

 表面の鬼皮を剥くと、肌色のきれいな皮が出てきますので、それを太さにより数等分に分けて剥いて行きます。それを束ねて自然乾燥します。湿気があるとカビが生える恐れがありますので、十分に乾燥させてから保管します。

表面の鬼皮を剥きます。これは、捨てます。

肌色のきれいな皮が出てきます。これが、手提かごを編むつる皮になります。

 

 

太さによって数等分に分けて、筋にそって同じ幅になるように剥いで行きます。

それらを束ねて、乾燥させます。十分に乾燥させてから保管します。